
こんにちは!アプリケーションプランニングの人事部です。
今このブログを読んでくださっている方の中にも、就職活動への悩み、仕事や将来への漠然とした不安を感じている方は大勢いらっしゃると思います。そこで今回は、若手社員へのインタビューを実施。2024年度新卒入社のY.A.さんに就職活動から現在に至るまでを振り返ってもらいました。体験談によってわずかでも勇気づけられ、未来へ進む一助となれば幸いです。
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「文系学部出身でもエンジニアになれるんだ!」
そう気づきを得られたことで、運命が大きく変わったと思います。
私は経済学部出身。大学では、経済学や経済の歴史などについて学んでいました。文系の学部だと進路の選択肢は営業しかないと思い込んでいたため、就活は営業職志望でスタート。名前を知っている会社やインターンシップに参加した会社を中心に幅広い業界を受けていました。
転機となったのは、ゼミの教授や大学の就職担当の方からのアドバイスでした。なかなか内定が決まらなくて相談した時に、偶然にも双方からシステムエンジニア(SE)職を勧められたのです。
実は私には、コロナ禍で大学が自宅学習になっていた期間に、パソコンで何かできないかとプログラミングをやってみた経験があります。以来ずっと興味は持ち続けていたので、エンジニアを採用する会社が文系学部出身にも門戸を開いてくれていると知って、心が大きく動きました。「将来困らないように手に職をつけたい」という思いもあったので、専門スキルを身につけられそうなSE職志望へと舵を切りました。
そうは言っても、SEの仕事について「プログラムで何かするんだろうな~」程度の漠然としたイメージしか持っていなかった私。ほぼ未経験だからこそ、エントリーする会社を選ぶ際は、研修の充実度を重視して応募しました。

何より大事に考えたのは「いかに成長できるか」
私がアプリケーションプランニングを知ったのは、人材会社からの紹介がきっかけです。経済学部生でしたから、IT業界でありながら金融にも携われる点に興味を持ちました。
「金融系システムに特化している会社なのかな」と想像しながら早速会社説明会へ。実際は、金融を主軸に他の業界やインフラ分野にもビジネスのフィールドを広げていること・技術レベルの高いエンジニアが多彩に揃う会社ということを知りました。スキルを磨いていきたいと考えていた私は一層惹かれていきました。
さらに背中を押したのは、技術力の高い会社でありながら、プログラミング未経験者や文系学部出身者が多く活躍しているという事実。新卒に対しても経験を求める会社が多くある中で、未経験からしっかり育ててもらえる環境が整っているというのは大きな魅力でした。
ですから、内定をもらったら即承諾。ほとんど迷いませんでした。
ただし、不安が全くなかったわけではありません。ほぼ未経験の自分が、果たしてSEとしてやっていけるのだろうか。内定を得ても、内定者研修を受けても、入社前に「ITパスポート」という国家試験の勉強をしてみても、その不安を拭うことは出来ませんでした。

今感じているのは「入社してよかった」という強い思い
エンジニアとしてやっていけるのかという不安は、新人研修を修了し、プロジェクトへ配属になってもなお続いていました。
私が配属になったのは、COBOL(コボル)という言語でできた古いシステムを、javaという言語の新しいシステムに変換するプロジェクト。COBOL言語は新人研修に含まれていなかったため、知識が一切なく、ますます不安が募りました。
膨らむ一方だった不安を解消することができたのは、OJT担当の先輩を中心にプロジェクトの先輩方がサポートしてくださったおかげです。忙しそうな時でも、質問をするととても丁寧に教えてくれました。そしてかなり特別な例だと思いますが、OJT担当の先輩が金融業界を解説する教材を自主的に作成してくれたこともありました。
おかげで順調に業務経験を重ねることができ、配属1ヶ月くらいで「ソースコードを読めるようになってきた」という手ごたえを感じられるように。3ヶ月が経った頃には、「作業が速くなった」と先輩にほめてもらい、完全に自信を持てるようになりました。現在は配属時の2倍の量のタスクをこなせるようになり、さらなる成長を実感しています。
企業の選択は人生の中で最も大きな選択の1つですから、是非皆さんにも後悔のない選択をしてほしいと思っています。その中でアプリケーションプランニングを選んでくださったら嬉しいですし、一緒に働ける日を楽しみにしています。