
こんにちは!アプリケーションプランニングの人事部です。今回は、入社3~5年目の先輩社員のインタビュー企画をお届けします。エンジニアとして様々な技術を習得し、プロジェクトに貢献できるレベルへと成長した今、どのような景色が見えているのでしょうか?今までの道のりを振り返りながら、仕事観を語ってもらいました。
いかにお客様の負担を減らせるかが仕事のモチベーションです。
―――――2021年度新卒入社 T.M.さん
1年目から現在まで、銀行で業務支援システムの開発を行っています。データ照合システムをはじめ、お客様の事務作業をサポートするための開発です。案件は一人で担当するので、要件定義から設計、構築、テスト、リリースまでの一連の工程をすべて対応してきました。
お客様と二人三脚で歩んできたからこそ、お客様が抱える業務負担の改善にやりがいを感じます。印象に残っているのは、メールを自動で作れるようにした時のこと。「メール作成に2時間かかっていたのが、10分に縮まった!」ととても感謝されました。仕事の成果を実感できて、嬉しかったことを覚えています。
しかし配属当初は、お客様に貢献するどころか、コミュニケーションを取ることさえ苦戦していました。お客様が話した内容が全くわからなかったり、逆に自分の説明が伝わらないことが頻発。事態打開に向けて、金融関係の専門用語を調べたり、業務マニュアルを見せていただいたりして、お客様の“姿”を明確にすることに努めました。
おかげで、お客様との信頼関係は強くなったと感じます。不具合発生時など、真っ先に頼ってくださることが増えました。今後の目標は、できれば来年、リーダーになること。お客様に一層喜んでいただけるシステムを「チーム全体で」作っていきたいと思っています。

エンジニアとしての姿勢を変えるほどの成長を経験しました。
―――――2022年中途入社 W.T.さん
システムの安定稼働を支えるための基盤維持と保守業務を、入社以来担当しています。前職もエンジニアでしたが、金融の現場は初めて、LinuxというOSに触れるのも初めて。わからないなりに現場に慣れてきた矢先、難しい課題に直面しました。インフラエンジニアには必須と言われる「シェルスクリプト」です。
シェルスクリプトは、シェルと呼ばれるプログラムで実行する操作をまとめた手順書のようなもの。最初は読み方さえわかりませんでした。調べて…実践して…を何日も繰り返すことで何とか習得。この大きな壁を乗り越える経験が僕を変えました。
最も変化したのは仕事への取り組み方です。表面的な知識を頭に入れるのではなく、背景にある深い知識まで調べて覚えるようになりました。周りの人の仕事をみてサポートに回ったり、上司の指示を先回りして準備しておくようにもなりました。壁を乗り越えたことで、自信と余裕が生まれて、視野が広くなったのかもしれません。質問を受ける機会も増えてきて、ようやくエンジニアとしてのスタートラインに立てたように思います。
次に目指すのは、「独り立ちできる」と認めてもらえるレベル。そしてリーダーです。そのために、今まで上司に任せきりだった部分、例えばお客様との予算の打ち合わせについても、自分から話を聞こうと心掛けるようになりました。

仲間に貢献したいという思いが成長の原動力です。
―――――2020年度新卒入社 Y.U.さん
入社から現在まで、3つのプロジェクトを経験してきました。いずれのプロジェクトでも、チームへの貢献意欲が自分の中で大きなウエイトを占めています。
印象に残っているのは、銀行業務アプリの開発・保守のプロジェクトで大きな障害が発生し、チーム一丸となって復旧作業を行った時のこと。自分も一戦力として、障害の影響の確認や、本番環境で使う手順書の作成を担当できたことにやりがいを感じました。
なぜなら、それ以前はシステム環境の理解が乏しく、障害が発生しても大して力になることができなかったからです。チームの力になれたと初めて実感したことを機に、より一層知識を深めたいという思いが湧いてきました。
また、信用情報を扱うWebシステムの開発プロジェクトでも、貢献意欲を発揮。新しい技術をチーム全員で学ぶ必要が生じた際には、誰よりも早く知識を吸収して、メンバーからの質問に回答できるよう努めました。アサイン当初、初めて経験するプログラミング言語やツールに苦戦し、教えてもらってばかりだったため、教える側になってチームの力になりたいと考えたのです。
実はこの時の勉強姿勢が評価に繋がり、リーダーへのステップアップが見えてきました。お客様との信頼関係を強固にし、チームへはもちろん、会社へも貢献できるリーダーになりたいと思っています。