こんにちは!アプリケーションプランニングの人事部です。
突然ですが、あなたは何歳の時に、どんな活躍をしていたいでしょうか?入社前から明確に答えられる人のほうが珍しいかもしれません。今回は、入社11年目の課長(M.Y.さん)にインタビューを行い、歩んできたキャリアについて振り返ってもらいました。あなたが、5年後、10年後の自分を具体的にイメージする参考になれば幸いです。
挑戦を自信に変えていったメンバー時代
大学時代にプログラミングをやっていて、エンジニア志望だった私。アプリケーションプランニングへの入社は、面接で出会った面接官の熱さに心が動いたことがきっかけでした。
大学とは違うことをやりたいという考えも理由の1つになって、入社後はインフラエンジニアの道へ。仕様変更時の動作確認や性能テストなどの業務を経験した後、OSのバージョンアップのプロジェクトに参加しました。最初の頃は、コマンドやエラーコードが数字の羅列にしか見えない技術レベル。多少苦戦しながらも、自分で調べたり、人に聞いたりして知識をつけていきました。
成長を感じることができたのは、2つ目のプロジェクトで、要件定義書をつくるところから参加した時。上長に確認しながらも、基本的には見よう見まねでやらざるを得ず、不安を抱えていました。それでも大きな問題もなく、お客様へ要件定義書の説明をするレビューまで無事に終えることができ、「自分ってこういうこともできるんだ!」と自信を得ることができました。
また、早くも入社2年目に新人育成を担当することに。その役割を与えられたときは驚きましたが、別チームの先輩にアドバイスをもらいながらやりきることができました。その翌年も連続して新人育成を経験したことで、将来リーダーもやっていけそうという自信に繋がりました。
視野が広がり、新たな楽しさに出会えたリーダー時代
入社6年目でリーダーに昇進しました。
サーバーOSのバージョンアップを手掛けるプロジェクトに配属になり、自分自身でも作業をしながら、メンバー4名の管理や調整をやるようになりました。時には、メンバーから報告を受けた事柄を上長やお客様に説明することもあり、説明スキルが一層磨かれたと思います。
また、初対面の人へのコミュニケーション力も伸びました。というより、こちらは課題意識をもって自ら鍛えました。元々の私は人に話しかけるのが苦手。でも、苦手とは言ってられないポジションになったので、口数の少ないメンバーには自分から声をかけるなど、無理にでも意識を変えるように努力しました。
リーダーなったことで課題が見えた一方、リーダーならではの喜びも得られました。それは後輩の成長です。配属当初は「わからない!」を連発していて、手取り足取り教えていた後輩が、だんだんと一人で作業できるようになり、お客様から信頼されるようになる。その成長ぶりは感慨深いものがあります。
メンバーの頃は、自分の仕事に集中していましたし、思考の軸は自分にありました。それが、リーダーになったことで周りのことも見るようになり、視野が拡大。仕事の楽しさも広がったと思います。
メンバーの背中を押してあげられる課長へ
2025年4月から課長に昇進しました。自分では、面倒見の良さが昇進理由の1つだと思っています。社内イベントの際に他部署の後輩とも積極的に交流を持つ姿勢が評価されたのではないでしょうか。
とはいえ、私としては、入社11年目で課長になるのは想定外。まだ早いんじゃないかというのが正直な感想でした。課長の仕事を理解しきれておらず、自分にできるのか不安があったからです。
現在は先輩課長からのフォローを受けながら、メンバーの残業管理や目標立てのフォローをしています。リーダーの時との大きな違いは、自分のプロジェクト以外にもメンバーがいるということ。自分の仕事に集中してしまうと、他のプロジェクトにいるメンバーの悩みに気づけなかったりするので、目を向ける範囲は広くなりました。現在私が見ているメンバーは6名。今後任せてもらえるメンバーを増やしていくことが目標です。
また、これから徐々に、自分らしい課長像を打ち出していければとも考えています。私が目指すのは、メンバーの背中を押してあげられる課長。例えば、プロジェクト変更の相談を受けた際は、そちらに進めるように道を作ったり、そもそもそういう相談ができる場を設けていければと思っています。私の課としては、メンバーがやりたいことにどんどんチャレンジしている状態が理想です。