こんにちは!アプリケーションプランニングの人事部です。
2024年1月、当社は「ホワイト企業認定」でゴールドランクを取得しました。「ホワイト企業認定」とは、一般財団法人日本次世代企業普及機構が主催し、経営の健全さ・従業員の働きやすさ・ダイバーシティの推進などを基準に“いい会社”を評価・認定する制度です。そのゴールドランク取得の立役者とも言える、社員満足度向上委員会について、今回はご紹介したいと思います。
◆社員満足度向上委員会とは?
社員満足度向上委員会とは、職場環境の改善を主導してきた社内組織です。「様々な問題を組織横断的に解決し、新たな視点で働きやすい職場環境を構築する」ことを目的に、2017年にスタートしました。
委員会のメンバーは、委員長以下10名弱。入社年・性別・部署・役職問わず幅広く選出され、1年の任期で活動しています(任期継続の場合もあります)。社内アンケートを実施したり、各委員が開発現場などでヒアリングして収集した社員の声をもとに、月に1回のペースで会議を開催。集まった要望のうち、実現すべき事柄について詳細を検討し、役員会や人事と対等に協議を重ねていきます。
社員満足度向上委員会の活動によって、これまでに様々な制度が導入されました。
*半休制度
*アニバーサリー休暇制度
*外部研修制度
*自己申告制度(やりたい仕事に立候補できる制度)
*ランチミーティング …等
そのほか、新人研修の内容改善も実現しています。
実は、社員満足度向上委員会の立ち上げメンバーの一人が、現在代表取締役である齋藤(当時専務)です。委員会発足の背景を聞きました。
社員を大事にすることは、守り続けるべき私たちの強みです。
―――――代表取締役 齋藤
委員会の立ち上げを決めたのは、社員の声が聞こえにくい状況に危機感を持ったからです。かつては私が全社員と面談をして要望を拾っていたのですが、会社の規模が大きくなり、難しくなってしまいました。だからと言って、その状況を仕方がないこととは出来ません。なぜなら、「ITでお客様を元気にするために」という経営理念を実現するには、「社員が元気でなくてはならない」と考えるからです。
私たちは、ITソリューションを駆使して問題解決することで、お客様から高い評価をいただいてきました。”ソリューション”とは、テクニカルだけではありません。社員一人ひとりが積み上げてきた経験や知識、顧客理解、お客様と向きあう姿勢なども含まれます。
ですから、究極の理想は社員の定着率100%の実現。そのために社員満足度100%を目指しており、会社への要望を率直に話してもらう場として委員会を立ち上げました。
ただし、上がってきた要望すべてに応えられるわけではありません。でも、なぜできないのかを議論する場があれば、「こうだからできないけれど、こうなれば…」という話ができます。同じ「できない」でも納得度が違いますよね。だから会社と社員が一緒に物事を決めるプロセスを踏めるよう、委員会はずっと社員主体で運営しています。
◆これからの社員満足度向上委員会の活躍にご期待ください
2024年度も、社員満足度委員会を通じて、職場環境の改善が進みました。最新の活動活動成果をいくつかご紹介します。
*資格取得支援内容を改善
ITの国家資格に合格した際のお祝い金に加えて、受験費用を会社が負担するようになりました。
*固定残業代の導入
残業の有無に関わらず、一定の収入を維持できるように固定残業代を導入しました。
固定残業時間を超えて残業になった場合は、超過分の残業代を別途支給しています。
*夏休みの取得期限撤廃
期限内に夏休みを取得するのが難しいケースがあったため、1年の中で自由に取得できるようにしました。
2025年4月を迎え、委員会メンバーが一新しています。そこで、新年度・新体制で臨む委員会活動について、2025年度の委員長であるY.M.さんに意気込みを聞きました。
「2024年度はアンケートを実施し、社員の声を直接聞くことで、福利厚生の充実やワークライフバランスの見直しにつなげることができました。その結果、多くの社員が納得できる改善が実現し、満足度向上に貢献できたと感じています。
しかしながら、まだ小さな不満や改善すべき点が残っていることも事実です。今年度は、そうした細かな意見にも耳を傾け、より働きやすいと感じられる環境を整えていきたいと思います。
社員一人一人が満足し、前向きに働けることが会社の成長にも繋がると信じて、委員会活動に取り組んでいきます。」
今年度はどのようなことが実現するのか、非常に楽しみですね!