採用ブログ

「チーム開発だと何がいいんだろう?」その疑問に、現役エンジニアが本音で語ります。2025.03.03

こんにちは!アプリケーションプランニングの人事部です。今回の採用ブログでは、「チーム開発」にフォーカスしたいと思います。

 

当社は「上流工程からチーム体制でプロジェクトに参画する」開発スタンスであることを、会社説明会などでもお伝えしてきました。自社エンジニアのみ10~20名で構成されるチームが多く、チームパフォーマンスを高めながらお客様に貢献していきます。

 

チーム開発における1番のメリットは、個々人の成長です。プロジェクトが始まると、現場で必要となる知識ばかりに意識が向いてしまいがちですが、近くに経験豊富な先輩がいれば、“システム開発として”必要な知識を教わることができます。エンジニアとして広く活躍するための成長を促してくれるでしょう。

 

そのチームを編成するのは、部長をはじめとするマネージャーです。マネージャーが一人ひとりのキャラクターを把握したうえで、プロジェクト完遂への責任感・リーダーとの相性・スキル・任せたい役割などを総合的に判断して決定します。

 

実はこのチーム編成も、成長という観点において非常に重要です。一例をご紹介しますと、サブリーダーを任されたことを機に、強い責任感が芽生えたエンジニアがいます。何事もリーダー任せだった状態から、サブチームをけん引してリーダーを支える存在へと大きな成長を遂げました。

 

では、実際に現場で活躍する先輩たちは、チーム開発にどのような魅力を感じているのでしょうか?社歴の異なる3名に話を聞きました。

先輩のE.M.さんが常に近くで見てくれるので、心強かったです。
―――――2023年入社 N.I.さん

 

2023年9月から約1年、サーバーリプレイスに伴うシステム開発のプロジェクトに参加しました。具体的な内容は、設計書などのドキュメントの作成、テスト、リリース作業など。当時入社半年の私は、ソースの見方など基本的なこともわからないレベルでしたので、大きな不安を抱いていました。

 

その時に支えとなってくれたのがOJT担当でもあるE.M.さん。わからないことが出てくる度に質問させてもらいましたし、進捗を話す機会を毎日設けてくれたので、不安を抱え込まずに自信をつけていくことができました。聞いたら教えてくださる環境というのはすごくありがたいですし、おかげで成長できていると感じます。

 

 

後輩のN.I.さんがいてくれたことが、自分の成長に繋がりました。
―――――2021年入社 E.M.さん

 

N.I.さんが感じた質問のしやすさは、チーム開発のおかげかもしれません。業務を通じてみんなのコミュニケーション力とチームワークが磨かれていて、私自身も雰囲気の良さを感じています。

 

もちろん、N.I.さんをチームに迎えるにあたって意識したこともあります。それは、わからない気持ちに寄り添うこと。とはいえ、様々な質問に答えていこうにも自分の知識が足りませんでした。それに気づいてからは、些細なことでもすぐに調べるようになりましたし、会社のeラーニング制度も積極的に活用して、業務知識を得ることへの意識が高まっています。

 

N.I.さんへの指導などを経験できたことで、「いつかはマネジメントのポジションに」と将来を思い描けるようにもなりました。

同じ現場に先輩がいる環境や教え合う経験が早い成長を叶えます。

―――――2010年入社 課長 S.U.さん

 

入社以来ずっと、金融系のシステム開発に携わってきました。4~5年目の早い段階でリーダーを任せてもらうことができたのですが、早い成長には同じプロジェクトになった先輩の存在も少なからず関係していると思います。

 

その先輩は、わからないことがあっても、翌日には必ずできるようにしてくる方。私もその姿勢を見習うようにしました。先輩が努力する姿は同じチームでないと見えにくいので、チーム開発のおかげでいい影響を受けられたと思います。

 

そうは言うものの、当時は今ほど育成体制が整っておらず、「見て学ぶ」文化が残っていた時代。教えてもらうには自ら質問するスキルも重要でした。その時の経験を踏まえて、入社10年目に課長に昇格後は、教え合う風土づくりに力を入れています。

 

メンバーの会話を取り持つことで、質問する/教える成功体験を積ませることもあれば、ダメージのないところであえて失敗を経験させて「もっと質問しよう」という気持ちを育むことも。いろいろなやり方を試しています。

 

いずれにしろ、教え合う機会が増えるとメンバーの成長は早くなります。自分の後任が育って、層の厚い組織へとレベルアップするのは嬉しいこと。組織を成長させながら、自分自身のスキルも上げていくことが今の私の目標です。

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