こんにちは!アプリケーションプランニングの人事部です。今回は、インフラエンジニアの仕事についてご紹介します。前回のアプリ開発と同様、学生の皆さんからいただく様々な質問に、インフラエンジニアの先輩がお答えしています。ぜひ、アプリ開発の記事と一緒にご覧ください。
インフラエンジニアの仕事内容・やりがいとは?
インフラエンジニアは、業務システムやアプリケーションが安定して動作するための「土台=IT基盤」を整える仕事です。サーバーなどのハードウェアと、OSやアプリケーションサーバーといった基盤ソフトウェアを組み合わせ、最適な環境を設計・構築・管理します。
優れたアプリケーションがあっても、それを動かすインフラ環境が不安定では本来の力を発揮できません。インフラエンジニアは、ITシステムの根幹を支える重要なポジションです。
主な業務は大きく3つの領域に分かれます。まず、古くなったハードウェアを新しいものへと安全に移行する作業を行う「サーバーの構築・リプレース」。利用状況に応じて、ハードウェアのアップグレードや、システム構成の見直しも実施します。次に、OSなどのアップデートに対応する「サーバーや基盤ソフトウェアの最適化」。そして、システムに不具合が発生した際に原因を特定し、スムーズに復旧対応を行う「システムの運用・保守」です。
実際に新人や若手が担当した業務の例としては、「大手銀行向けのシステムの基盤維持・補修」「保険会社のシステムのバッチ処理の作成」「OSバージョンアップに伴うHULFTの構築」などがあります。
いずれの業務も、システム関連の知識に加えて、お客様のビジネスを深く理解することが必要です。そのため若手のうちから、お客様との会議や、システムの方針・構成についての話し合いに参加する機会が豊富にあります。多くの人と関わりながら、自分の仕事が誰かの役に立っていることを実感できるのも、インフラエンジニアの魅力。チームと一体となってシステムを作り上げるプロセスの中で、日々やりがいと楽しさを感じられます。
インフラエンジニアの1日をのぞいてみよう!
インフラエンジニアについても、お客様の会社に常駐して業務を行っています。1つの常駐先の在籍期間は平均2~3年。常駐先は大崎・新宿・東京など山手線沿線や周辺エリアに多いため、山手線内への通勤時間が1時間程度の地域であれば、いずれの常駐先へも引っ越しすることなく通えます。
では実際に、先輩エンジニアの1日をご紹介します。
<入社2年目 Y.K.さんの場合>
6:30/起床
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7:30/家を出発
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8:30/常駐先の会社に到着
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9:00/業務開始
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11:50/お昼休憩
・動画視聴など思い思いに過ごします
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12:50/業務を再開
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18:00/定時
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18:30/退勤
・ジムで1時間くらい運動してから帰宅することが多いです
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24:00/就寝
「残業時間は時期により波があり、通常は残業しても30分程度ですが、テストフェーズでは21時まで残業するときもあります。ただし、忙しい時期でも外せない用事がある場合は残業せずに帰れています。プロジェクトによっては定時後でないとスタートできない作業が発生する場合もありますが、私のプロジェクトではそのような業務はありません。個人的には、仕事の面白さを感じながら働ける、程よい忙しさだと思います。」
気になるアレコレ、先輩エンジニアに聞きました!
最後に、よく聞かれる質問について、若手のインフラエンジニア6名からの回答をご紹介します。
Q:プロジェクトはどんな雰囲気ですか?
A:
*不明点や失敗を話しやすく、チーム全体でカバーしようと団結する雰囲気(3名)
*コミュニケーションが活発で、気軽に相談できる雰囲気(2名)
*業務時間以外も仲が良い(1名)
具体的なエピソードとしては「データの作成に失敗した際、先輩方から参考情報や励ましをもらった」「仕様の解釈で迷いが生じてチャットで質問した際、複数の方から回答があり早期解決できた」など。
Q:働くうえで心掛けるべきことはありますか?
A:
*質問などの際に自分の意図が伝わる表現をすること(2名)
*セキュリティ事故をおこさないこと
*報告・連絡・相談 他
Q:配属後にどんなことを自主学習しましたか?
A:
*AWS(Amazon Web Services)の知識(3名)
*LPICや基本情報技術者試験に向けた勉強
*Excelのマクロ 他
福利厚生「schoo」やYouTube、参考書などを活用し、通勤時間などのスキマ時間に勉強したという人が多かったです。
Q:入社前にやっておけばよかったと思うことはありますか?
A:
*敬語や社会人マナーの習得(2名)
*AWSの学習(2名)
*文章表現力を磨くこと
ただし、AWSを含むIT知識については「配属する部署によるので、配属した後に勉強したら良い」という意見も聞かれました。
全体を通して、円滑なコミュニケーションが何より大切という印象を受けました。事前に知識を持っているに越したことはありませんが、今は構えすぎなくて大丈夫。入社後の研修でしっかりサポートするので、安心して飛び込んできてください。